ロールスロイス・ゴーストは、ラグジュアリーな内装とパワフルなエンジン、乗り心地の良さから、その価値は高級車として十分に認められています。今回は、そんなロールスロイス・ゴーストの特徴や魅力について解説します。
ロールスロイス・ゴーストの特徴
ロールスロイスといえばフラグシップは「ファントム」という印象が強いかもしれません。ゴーストは、ファントムよりも一回り小さいサイズのリムジンです。とはいえ、ロールスロイスにはかわりはありません。小さめとはいえ、ロールスロイス・ゴーストもまた堂々としたリムジンです。
ロールスロイス・ゴーストは、その名の通り、優雅さと静けさが特徴の高級車です。エンジンスペックは6.6リットルツインターボV12で、出力570ps、トルク780Nmを誇ります。100km/h加速はわずか4.9秒で、最高速度はリミッターにより250km/hまでとなっています。
ロールスロイスでは伝統となっている観音開きのドア、レザーやウッド、手縫いのステッチ、繊細な彫刻など、高級素材と職人の技をふんだんに使って仕上げられた内装は、高級感たっぷり。
ショーファードリブン(運転手付き)がメインのファントムと異なり、ロールスロイス・ゴーストはオーナー自らが運転することも想定しています。そのため、ファントムよりはややパーソナルな雰囲気があり、後部座席のラウンジシートはプライバシーを確保しつつ、乗員同士が会話を楽しめるような配慮が見られます。
ロールスロイス・ゴーストの魅力
ロールスロイス・ゴーストは、その名の通り「静けさ」を象徴する高級車。ロールスロイス・ゴーストの魅力は、究極のラグジュアリー感だけでなく、快適性も含まれます。走り出しはスーッと滑るよう。その後も力強いパフォーマンスを見せて、都市部からハイウェイまであらゆるシーンで心地よいドライブを実現できます。
ロールスロイスの他モデルには「夜明け(ドーン)」や「雲(クラウド)」など、音を持たないものの名前がつけられることもありますが、ゴーストもそのひとつ。静粛性能は他の追随を許しません。その操縦性と滑らかな走行感は、運転者にとっても乗客にとっても極上の体験となるでしょう。特に、後部座席の広さと快適さは他の高級車と比較しても際立っています。
ロールスロイスの車は、乗り心地だけでなく所有すること自体がステータスとなります。その優雅さと品質は、ロールスロイスが誇るクラフトマンシップの結晶であり、所有者の豊かさと品格の象徴といえるでしょう。